子どもをどう叱る?行動別の正しい理由を紹介

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どう叱れば子どもは前向きに成長するの?

子育ての中で、子どもを叱る場面
直面することはよくあります。

でも、叱るたびに子どもが自信をなくしてしまったり、
適切な叱り方が分からず迷ったり…

そんな悩みを抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。

感情に任せて怒ってしまうと、
親も子どももストレスが溜まり、
良い結果にはつながりません。

大切なのは、冷静に、愛情を持って伝えること。

この記事では、私自身の体験も交えながら、
子どもを叱る前に考えるべきことや
行動別の具体的な叱り方、そして叱るだけでなく
「褒める」ことの大切さについて詳しくお伝えします。

イヤイヤ期に突入した息子…。
可愛いですがムカつきます!
それでも愛情ある怒り方目指していきます。

この記事で分かること!
    • 子どもを叱る前に考えるべき理由
    • 子どもの行動別の叱り方
    • 褒めると叱るのバランスの取り方

 

子育てで迷わない叱り方とは?

子育てをしていると、子どもの行動に
どう向き合えばいいのか迷う瞬間が
何度もありますよね。

私も、自分の子どもが思いがけないことをして
「どう叱ればいいんだろう?」
と悩むことが多々あります。

叱るという行為は、ただ「ダメ」と
伝えるだけではありません。

正しい叱り方を身につけることで、
子どもの成長を促し、親子の絆をより深めることが
できるのだと気づきました。

ここでは、私が実践している
「迷わない叱り方」についてお話しします。

子どもを叱る目的を理解する

叱る目的は「行動を直させる」ことではなく、
「子どもが自分で学び、次にどうするかを考えるきっかけを与える」
ことだと思っています。

これは大人でも同じこと。
一度言われただけで完璧に行動できる人は少ないですよね。

子どもならなおさらです。
何度も繰り返し、根気よく伝えていく必要があります。

この視点を持つと、叱るときの気持ちが少し軽くなりました。

叱ることで子どもが学べること:

  • 自分の行動を振り返る力
  • 社会的なルールや価値観を理解する力
  • 行動の結果を考える力

例えば、2歳の息子がイヤイヤ期真っ最中のころ、
食事中にわざとスプーンを床に投げることがありました。

最初は「やめなさい!」と感情的に怒ってしまったのですが、
その後、「どうして投げたの?」と聞いてみました。

まだ、うまく話しができず黙り込んでしまう息子。

良いこと、悪いことの判断が
まだ難しいのだと思いました。

そこで、「スプーンはご飯を食べるものだから、ごはんをのせて
お口にいれてみようか!」彼の目をみて伝えました。

生まれて2年、、、
気長に教えていきます。笑

感情で叱ることのリスク

子どもを叱るとき、感情的になってしまうのは
親として自然なこと。

でも、怒りに任せた叱り方は、
子どもにとってはただ怖いだけで、
何が悪かったのかが伝わらないことがあります。

感情的な叱り方がもたらすリスク:

  • 子どもが「怒られること」に慣れてしまい、改善が見られない
  • 親の感情だけを読み取り、本当の意図が伝わらない
  • 親子間の信頼関係が損なわれる

私自身、子どもの頃に父親から
感情的に大声で怒られた経験があります。

「大声で怒られるなんて怖い!」
そんな感情が真っ先に湧いてしまい、
なぜ怒られているのかを考える余裕がありませんでした。

この経験を通して感じたのは、感情的に怒ることは、
相手に「怒られている原因」を伝えにくいということです。

怒られている理由が分からなければ、
どうすれば良かったのかも分からず、
ただ怖い思いだけが残ります。

大きな声で怒られるようなことをする
私が悪いのですが‥‥笑

理想的な叱り方の条件

理想的な叱り方とは、子どもの気持ちを尊重しつつ、
必要なことを具体的に伝える方法だと考えています。

叱ることは「親からの愛情の一環」であり、
建設的なコミュニケーションの場でもあります。

理想的な叱り方のポイント:

  • 理由を明確に伝える:「スプーンはごはんを食べるのに使おうね。
    落とすと汚れちゃうよ」
  • 子どもに考える機会を与える:「次はどうすればいいと思う?」
    と聞いてみる
  • 過去の失敗を掘り返さない:「この前もそうだったでしょう!」
    ではなく「次はこうしてみようか」と前向きに

例えば、お友だちを叩いてしまったとき。

「どうして叩いちゃったのかな?」と理由を聞き、
「嫌な気持ちになったら、次は『やめて』って言おうね」
と解決策を一緒に考えるようにしています。

過去の行動を責めるのではなく、「次にどうするか」
を親子で考えることで、叱る時間を
学びの時間に変えることができます。

子どもを叱ることは簡単ではありませんが、
叱り方を少し工夫するだけで、
子どもの反応も変わってきます。

この後は、具体的な状況ごとの叱り方について
お話しします。

私の体験が、少しでもみなさんの
子育てのヒントになれば嬉しいです!

子どもの行動を叱る前に考えるべき理由

小さな子どもを育てていると、
思わず「どうしてそんなことするの?」
と言いたくなる瞬間が何度もありますよね。

特に0~2歳の子どもやイヤイヤ期の3歳児は、
自分の気持ちを言葉でうまく伝えられない分、
行動で表現しようとします。

でも、その行動を理由も聞かずに叱ってしまうと、
子どもは「何が悪かったの?」
と困惑してしまうかもしれません。

叱る前に一呼吸おいて、子どもの行動の背景を
考えてみると、驚くほどスムーズに
対応できることがあります。

ここでは、叱る前に意識しておきたい
3つのポイントをお伝えします。

なぜその行動をしたのかを確認する

子どもの行動には、必ず何か理由があります。

ただ、その理由は私たち大人からすると
「え?」と思うようなことが多いです。

だからこそ、叱る前に
「この子は何を伝えたかったんだろう?」
と考えることが大切です。

私が心がけていること:

  • 行動のきっかけや原因を探る
  • 子どもの視点に立って考える
  • 親として冷静に受け止める

台所の流しに、息子が使い終わった
歯ブラシを置いています。

排水溝の細かな汚れを掃除するのに
ちょうど良いので、掃除道具として使っているんです。

ある日、その歯ブラシを
息子が見つけて手に取りました。

「どうするのかな?」と思いながら見ていると、
息子はその歯ブラシが自分のものだったことを
覚えていたようで…

口に入れてしまいました。

つい慌ててしまい「それはダメ!」
と大きな声を出してしまいました。

この時の私の声かけも、もっと別の方法が
あったのではないか?
と、考えこんでしまった失敗談です。

「息子が手に取った時に口に入れないことを伝えたり
手に取れない位置に置くべきだったのでは?

夜に一人反省会をしてしまいました。

叱ることで期待できる子どもの成長

叱ることは、子どもにとって
「次にどうすればいいかを学ぶ」チャンスです。

単に「ダメ」と言うだけではなく、
子どもが自分で考え、成長するきっかけを
与えることができます。

叱ることで子どもが学べること:

  • 自分の行動を振り返る力
  • 社会的なルールを理解する力
  • 他人の気持ちを考える力

例えば、2歳の息子が遊んでいたおもちゃを
わざとお友だちに投げてしまったとき。

怒りに任せて叱るのではなく、
「どうして投げちゃったの?」と聞きました。

息子は「取られそうで嫌だった」と言いました。

そこで、「投げるのではなく『貸して』って言ってみようね」
と提案すると、少しずつですが、自分の気持ちを
言葉で伝えられるようになりました。

叱ることでルールを学び、他者との関わり方を
知る機会を作れるのだと実感しました。

行動の背景にある心理を理解する

小さな子どもの行動の背後には、
心理的な要因が隠れていることが多いです

言葉で説明するのが難しい年齢だからこそ、
親が「どうしてこの行動をしたのかな?」
と気持ちに寄り添うことが大切だと感じます。

考えられる心理的背景:

  • 自分で何かを試したいという好奇心
  • 親の注意を引きたかったという気持ち
  • 不安や疲れによる行動

例えば、3歳の娘がイヤイヤ期で、
おむつ替えを断固拒否したとき。

「イヤ!」と全身で抵抗されると、
こちらもイライラしてしまいがちですが、
「今は遊びたい気持ちが強いのかも」
と考え直しました。

そこで、「おむつ替えが終わったら、
好きな絵本を読もうね」と提案すると、
スムーズにおむつ替えができました。

行動そのものを叱るのではなく、
背景にある心理にアプローチすることで、
解決が見えてくることがあります。

次のステップ:行動別!子どもを正しく叱る方法

ここまで、叱る前に考えるべき理由について
お話ししました。

次は、具体的な行動別にどう叱れば良いのか、
私の体験を交えながら紹介します。

「イヤイヤ!」と反発されても大丈夫。

対応のヒントを一緒に探していきましょう!

行動別!子どもを適切に叱る方法

子どもの行動を叱るときには、
状況に応じた柔軟な対応が求められます

一律の方法で叱ってしまうと、子どもには伝わりにくく、
逆に反発されてしまうことも。

私自身、試行錯誤しながら
「この場面ではどう伝えるのが一番いいのか?」
を考えるようにしています。

ここでは、日常でよく直面する
場面別の叱り方を紹介します。

叱ることを子どもの成長のきっかけに
変えるヒントになれば嬉しいです。

嘘をついたときの叱り方

小さな子どもが嘘をつく理由は、
大人とは少し違います。

怒られるのが怖かったり、話を面白く見せたかったりと、
まだその場の感情が優先されることが多いです。

この場合、嘘を叱るというより、
「正直でいることがどれだけ大切か」
を教えるチャンスだと考えています。

私が実践しているステップ:

  1. 嘘をついた理由を聞く
    「どうしてそんなことを言ったの?」と優しく尋ねることで、
    子どもが自分の気持ちを話しやすくなります。

  2. 正直に話すメリットを伝える
    「正直に言えばママが助けてあげられるよ」と、
    嘘をつく必要がないことを伝えます。

  3. 次はどうするか一緒に考える
    「次からは本当のことを言ってみようね」と提案し、
    前向きな行動を促します。

例えば、2歳の息子が「お片付けしたよ!」と言いながら、
実際には何も片付けていなかったとき。

「片付けたって言ったけど、本当にできたかな?
一緒に確認してみようか」と誘い、

一緒に片付けることで
「正直に言うと楽しい時間になるんだ」
と感じてもらえました。

おもちゃを片付けないときの対応

おもちゃの片付けを巡る攻防戦は、
どの家庭でもよくあることですよね

我が家でも、子どもたちは次のおもちゃを出したがるのに、
片付けには全く興味を示しません。

でも、「片付けはつまらないこと」
というイメージを変えると、
意外とスムーズに進むことがあります。

片付けを楽しくするための工夫:

  • タイミングを決める:「おやつの前に片付けようね」など、
    子どもにとって明確なゴールを作る。
  • 親子で一緒に片付ける:「ここはママが片付けるね。次は○○くんの番!」
    と役割を分ける。
  • 片付け後を褒める:「きれいになってすごいね!これで次も遊びやすいよ」
    と達成感を共有する。

例えば、娘が散らかったまま
次のおもちゃを出そうとしたとき。

「このおもちゃたちもおうち(箱)に
帰りたがってるみたいだよ」と声をかけると、
「おうちに帰す!」と楽しそうに
片付けを始めてくれました。

友だちを傷つけたときの教え方

イヤイヤ期の子どもたちは、
自分の気持ちを表現するのがまだ苦手です。

そのため、時には叩いてしまったり、
物を投げたりしてしまうこともあります。

このような場面では、まず子どもの気持ちを聞きながら、
他者への配慮を教えることが大切です。

私が心がけていること:

  1. 行動の理由を聞く
    「どうして叩いちゃったの?」と優しく聞き、
    子どもの気持ちを引き出します。

  2. 相手の気持ちを考えさせる
    「叩かれたら○○ちゃんはどんな気持ちになるかな?」と問いかけ、
    共感力を育みます。

  3. 次にどうするかを話す
    「嫌な気持ちになったときは『やめて』って言ってみようね」と、
    言葉での表現を教えます。

例えば、2歳の息子がお友だちのおもちゃを取られて怒り、
叩いてしまったとき。

「取られて嫌だったんだね。でも叩くとお友だちは痛いし、
悲しくなっちゃうよね。次は『かして』って言ってみよう」
と伝えると、少しずつですが「やめて」が言えるようになりました。

息子のやめて!の言い方は棘のある言い方なので
優しく伝える練習中です。

次は「子どもを伸ばす叱り方の実践ガイド」

叱るという行為は、子どもが成長する
大切な機会です。

ただし、それを親子の信頼を深めるプロセスにするためには、
叱り方に工夫が必要です。

この後は、叱った後のフォローや褒めるタイミング
についてお話しします。

親子で楽しく学べる方法を一緒に探していきましょう!

子どもを伸ばす叱り方の実践ガイド

子どもを叱るという行為は、
成長をサポートするための大切な育児の一環です。

しかし、叱るだけでは十分な効果を得ることは
難しい場合もあります。

叱る際には、褒めることや振り返りを組み合わせることで、
子どもの学びと成長につなげていくことが大切です。

私が実践している叱り方のコツを3つご紹介します。

1. 褒めると叱るのバランスを取る

叱ることばかりに目が向いてしまうと、
子どもは自信をなくし、「どうせ自分なんて…」
と思ってしまうことがあります。

そのため、叱るだけではなく、できたことや
頑張った部分をしっかり褒めてあげることを意識しています。

私が気をつけていること:

  • 小さな成功を見逃さずに褒める
  • 叱るときもポジティブな言葉を意識する
  • 叱った後にフォローを忘れない

なかなか子どもが着替えをしないとき、
つい「早くしなさい!」「おいていくよ!」
と焦った声かけをしてしまいがちですよね。

私もそういう瞬間がよくあります。
でも、そんなマイナスな声かけよりも、

「早く着替えたらおやつにしよう!」
「お着替えが終わったら公園で遊べるね!」

といったポジティブな声かけに変えると、
次に着替えるときのスムーズさが全然違うんです。

子どもにとって
「この行動をすると、こんないいことがあるんだ!」
と感じられると、自然と行動に移しやすくなるようです。

さらに、その後に「わぁ、今日は早く着替えられたね!すごい!」
と褒めてあげると、子どもの自発的な行動をさらに引き出せますよね。

褒めることで、「できた!」という成功体験が
子どもの自己肯定感を育てるきっかけにもなります。

褒めると叱るをバランスよく組み合わせることで、
子どもは「自分はできるんだ」と感じ、
行動を改善する力を自然と身につけていくのだと思います。

2. 後から振り返りをする重要性

叱るとき、その場では感情的になって
しまいがちですよね。

そんなときは、落ち着いてから
振り返りをすることで、
親子で冷静に話し合う時間を作るようにしています。

振り返りのステップ:

  1. 冷静になったタイミングで話す:「さっきのこと、少し落ち着いてから話そうか」と声をかける。
  2. 行動の原因と結果を確認する:「どうしてそうしたの?」と優しく聞くことで、子どもの気持ちを引き出す。
  3. 次にどうするかを一緒に考える:「次はどうしたらいいかな?」と前向きな解決策を探る。

例えば、2歳の息子が夕飯中に食べ物を投げたとき。
その場では

「食べ物は大事にしようね。投げると汚れちゃうし、
ご飯が食べられなくなるよ」

と優しく伝えました。

そして、次の食事の前に

「昨日、投げちゃったけど、今日は投げないで食べてみようね」
と声をかけてみました。

息子は小さくうなずきましたが、
同じように投げてしまいました。

根気強く教えていく必要があると
私の学びにしました。笑

行動が新鮮なうちに注意し、次の行動を
予測して声をかけることで、
子どもも「どうすればいいか」を考える
きっかけをつくれたらいいですよね。

3. 親自身の感情コントロール法

子どもを叱るときに最も難しいのは、
親自身の感情をコントロールすること
かもしれません。

私もつい感情的に叱ってしまい、
「しまった…」と思うことがよくあります。

でも、冷静に叱ることで子どもに
しっかり伝わると実感しています。

感情コントロールのコツ:

  • 深呼吸をして冷静さを保つ:6秒数えてから話し始めるだけで落ち着きます。
  • 一度その場を離れる:感情が高ぶったら「少し待ってね」と距離を取る。
  • 言葉を整理して伝える:簡潔で伝わりやすい言葉を選ぶ。

怒らないように気を付けていても
怒ってしまうことはあります。

怒った自分にがっかりしてしまうし、
子供にも怒ってしまったことを
謝ったり、お菓子で謝罪したり
母も自分と戦う毎日です。

私は怒ってしまう時、1・2・3・、、、
6まで数えて怒りを鎮める努力をします。

みなさんはどうしていますか?
いい方法があったら教えてくださいね😊

まとめ

叱ることは、子どもの成長を促すための
貴重なコミュニケーションの時間です。

ただし、褒めることや振り返り、
冷静な態度を組み合わせることで、
その効果を最大限に引き出せます。

叱るたびに親も子どもも成長できるよう、
少しずつ工夫を重ねていきたいですね。

今日は怒らないで1日を過ごすことを
目標にしたり、息子や娘を怒らないで過ごせる
努力をしています。

次回は、『子供達を怒らないために!』
私がしていることについて発信していきますね!

 

子育てで迷わない叱り方とは?

子育てをしていると、子どもの行動に
どう向き合えばいいのか迷う瞬間が
何度もありますよね。

私も、自分の子どもが思いがけないことをして
「どう叱ればいいんだろう?」
と悩むことが多々あります。

叱るという行為は、ただ「ダメ」と
伝えるだけではありません。

正しい叱り方を身につけることで、
子どもの成長を促し、親子の絆をより深めることが
できるのだと気づきました。

ここでは、私が実践している
「迷わない叱り方」についてお話しします。

子どもを叱る目的を理解する

叱る目的は「行動を直させる」ことではなく、
「子どもが自分で学び、次にどうするかを考えるきっかけを与える」
ことだと思っています。

これは大人でも同じこと。
一度言われただけで完璧に行動できる人は少ないですよね。

子どもならなおさらです。
何度も繰り返し、根気よく伝えていく必要があります。

この視点を持つと、叱るときの気持ちが少し軽くなりました。

叱ることで子どもが学べること:

  • 自分の行動を振り返る力
  • 社会的なルールや価値観を理解する力
  • 行動の結果を考える力

例えば、2歳の息子がイヤイヤ期真っ最中のころ、
食事中にわざとスプーンを床に投げることがありました。

最初は「やめなさい!」と感情的に怒ってしまったのですが、
その後、「どうして投げたの?」と聞いてみました。

まだ、うまく話しができず黙り込んでしまう息子。

良いこと、悪いことの判断が
まだ難しいのだと思いました。

そこで、「スプーンはご飯を食べるものだから、ごはんをのせて
お口にいれてみようか!」彼の目をみて伝えました。

生まれて2年、、、
気長に教えていきます。笑

感情で叱ることのリスク

子どもを叱るとき、感情的になってしまうのは
親として自然なこと。

でも、怒りに任せた叱り方は、
子どもにとってはただ怖いだけで、
何が悪かったのかが伝わらないことがあります。

感情的な叱り方がもたらすリスク:

  • 子どもが「怒られること」に慣れてしまい、改善が見られない
  • 親の感情だけを読み取り、本当の意図が伝わらない
  • 親子間の信頼関係が損なわれる

私自身、子どもの頃に父親から
感情的に大声で怒られた経験があります。

「大声で怒られるなんて怖い!」
そんな感情が真っ先に湧いてしまい、
なぜ怒られているのかを考える余裕がありませんでした。

この経験を通して感じたのは、感情的に怒ることは、
相手に「怒られている原因」を伝えにくいということです。

怒られている理由が分からなければ、
どうすれば良かったのかも分からず、
ただ怖い思いだけが残ります。

大きな声で怒られるようなことをする
私が悪いのですが‥‥笑

理想的な叱り方の条件

理想的な叱り方とは、子どもの気持ちを尊重しつつ、
必要なことを具体的に伝える方法だと考えています。

叱ることは「親からの愛情の一環」であり、
建設的なコミュニケーションの場でもあります。

理想的な叱り方のポイント:

  • 理由を明確に伝える:「スプーンはごはんを食べるのに使おうね。
    落とすと汚れちゃうよ」
  • 子どもに考える機会を与える:「次はどうすればいいと思う?」
    と聞いてみる
  • 過去の失敗を掘り返さない:「この前もそうだったでしょう!」
    ではなく「次はこうしてみようか」と前向きに

例えば、お友だちを叩いてしまったとき。

「どうして叩いちゃったのかな?」と理由を聞き、
「嫌な気持ちになったら、次は『やめて』って言おうね」
と解決策を一緒に考えるようにしています。

過去の行動を責めるのではなく、「次にどうするか」
を親子で考えることで、叱る時間を
学びの時間に変えることができます。

子どもを叱ることは簡単ではありませんが、
叱り方を少し工夫するだけで、
子どもの反応も変わってきます。

この後は、具体的な状況ごとの叱り方について
お話しします。

私の体験が、少しでもみなさんの
子育てのヒントになれば嬉しいです!

子どもの行動を叱る前に考えるべき理由

小さな子どもを育てていると、
思わず「どうしてそんなことするの?」
と言いたくなる瞬間が何度もありますよね。

特に0~2歳の子どもやイヤイヤ期の3歳児は、
自分の気持ちを言葉でうまく伝えられない分、
行動で表現しようとします。

でも、その行動を理由も聞かずに叱ってしまうと、
子どもは「何が悪かったの?」
と困惑してしまうかもしれません。

叱る前に一呼吸おいて、子どもの行動の背景を
考えてみると、驚くほどスムーズに
対応できることがあります。

ここでは、叱る前に意識しておきたい
3つのポイントをお伝えします。

なぜその行動をしたのかを確認する

子どもの行動には、必ず何か理由があります。

ただ、その理由は私たち大人からすると
「え?」と思うようなことが多いです。

だからこそ、叱る前に
「この子は何を伝えたかったんだろう?」
と考えることが大切です。

私が心がけていること:

  • 行動のきっかけや原因を探る
  • 子どもの視点に立って考える
  • 親として冷静に受け止める

台所の流しに、息子が使い終わった
歯ブラシを置いています。

排水溝の細かな汚れを掃除するのに
ちょうど良いので、掃除道具として使っているんです。

ある日、その歯ブラシを
息子が見つけて手に取りました。

「どうするのかな?」と思いながら見ていると、
息子はその歯ブラシが自分のものだったことを
覚えていたようで…

口に入れてしまいました。

つい慌ててしまい「それはダメ!」
と大きな声を出してしまいました。

この時の私の声かけも、もっと別の方法が
あったのではないか?
と、考えこんでしまった失敗談です。

「息子が手に取った時に口に入れないことを伝えたり
手に取れない位置に置くべきだったのでは?

夜に一人反省会をしてしまいました。

叱ることで期待できる子どもの成長

叱ることは、子どもにとって
「次にどうすればいいかを学ぶ」チャンスです。

単に「ダメ」と言うだけではなく、
子どもが自分で考え、成長するきっかけを
与えることができます。

叱ることで子どもが学べること:

  • 自分の行動を振り返る力
  • 社会的なルールを理解する力
  • 他人の気持ちを考える力

例えば、2歳の息子が遊んでいたおもちゃを
わざとお友だちに投げてしまったとき。

怒りに任せて叱るのではなく、
「どうして投げちゃったの?」と聞きました。

息子は「取られそうで嫌だった」と言いました。

そこで、「投げるのではなく『貸して』って言ってみようね」
と提案すると、少しずつですが、自分の気持ちを
言葉で伝えられるようになりました。

叱ることでルールを学び、他者との関わり方を
知る機会を作れるのだと実感しました。

行動の背景にある心理を理解する

小さな子どもの行動の背後には、
心理的な要因が隠れていることが多いです

言葉で説明するのが難しい年齢だからこそ、
親が「どうしてこの行動をしたのかな?」
と気持ちに寄り添うことが大切だと感じます。

考えられる心理的背景:

  • 自分で何かを試したいという好奇心
  • 親の注意を引きたかったという気持ち
  • 不安や疲れによる行動

例えば、3歳の娘がイヤイヤ期で、
おむつ替えを断固拒否したとき。

「イヤ!」と全身で抵抗されると、
こちらもイライラしてしまいがちですが、
「今は遊びたい気持ちが強いのかも」
と考え直しました。

そこで、「おむつ替えが終わったら、
好きな絵本を読もうね」と提案すると、
スムーズにおむつ替えができました。

行動そのものを叱るのではなく、
背景にある心理にアプローチすることで、
解決が見えてくることがあります。

次のステップ:行動別!子どもを正しく叱る方法

ここまで、叱る前に考えるべき理由について
お話ししました。

次は、具体的な行動別にどう叱れば良いのか、
私の体験を交えながら紹介します。

「イヤイヤ!」と反発されても大丈夫。

対応のヒントを一緒に探していきましょう!

行動別!子どもを適切に叱る方法

子どもの行動を叱るときには、
状況に応じた柔軟な対応が求められます

一律の方法で叱ってしまうと、子どもには伝わりにくく、
逆に反発されてしまうことも。

私自身、試行錯誤しながら
「この場面ではどう伝えるのが一番いいのか?」
を考えるようにしています。

ここでは、日常でよく直面する
場面別の叱り方を紹介します。

叱ることを子どもの成長のきっかけに
変えるヒントになれば嬉しいです。

嘘をついたときの叱り方

小さな子どもが嘘をつく理由は、
大人とは少し違います。

怒られるのが怖かったり、話を面白く見せたかったりと、
まだその場の感情が優先されることが多いです。

この場合、嘘を叱るというより、
「正直でいることがどれだけ大切か」
を教えるチャンスだと考えています。

私が実践しているステップ:

  1. 嘘をついた理由を聞く
    「どうしてそんなことを言ったの?」と優しく尋ねることで、
    子どもが自分の気持ちを話しやすくなります。

  2. 正直に話すメリットを伝える
    「正直に言えばママが助けてあげられるよ」と、
    嘘をつく必要がないことを伝えます。

  3. 次はどうするか一緒に考える
    「次からは本当のことを言ってみようね」と提案し、
    前向きな行動を促します。

例えば、2歳の息子が「お片付けしたよ!」と言いながら、
実際には何も片付けていなかったとき。

「片付けたって言ったけど、本当にできたかな?
一緒に確認してみようか」と誘い、

一緒に片付けることで
「正直に言うと楽しい時間になるんだ」
と感じてもらえました。

おもちゃを片付けないときの対応

おもちゃの片付けを巡る攻防戦は、
どの家庭でもよくあることですよね

我が家でも、子どもたちは次のおもちゃを出したがるのに、
片付けには全く興味を示しません。

でも、「片付けはつまらないこと」
というイメージを変えると、
意外とスムーズに進むことがあります。

片付けを楽しくするための工夫:

  • タイミングを決める:「おやつの前に片付けようね」など、
    子どもにとって明確なゴールを作る。
  • 親子で一緒に片付ける:「ここはママが片付けるね。次は○○くんの番!」
    と役割を分ける。
  • 片付け後を褒める:「きれいになってすごいね!これで次も遊びやすいよ」
    と達成感を共有する。

例えば、娘が散らかったまま
次のおもちゃを出そうとしたとき。

「このおもちゃたちもおうち(箱)に
帰りたがってるみたいだよ」と声をかけると、
「おうちに帰す!」と楽しそうに
片付けを始めてくれました。

友だちを傷つけたときの教え方

イヤイヤ期の子どもたちは、
自分の気持ちを表現するのがまだ苦手です。

そのため、時には叩いてしまったり、
物を投げたりしてしまうこともあります。

このような場面では、まず子どもの気持ちを聞きながら、
他者への配慮を教えることが大切です。

私が心がけていること:

  1. 行動の理由を聞く
    「どうして叩いちゃったの?」と優しく聞き、
    子どもの気持ちを引き出します。

  2. 相手の気持ちを考えさせる
    「叩かれたら○○ちゃんはどんな気持ちになるかな?」と問いかけ、
    共感力を育みます。

  3. 次にどうするかを話す
    「嫌な気持ちになったときは『やめて』って言ってみようね」と、
    言葉での表現を教えます。

例えば、2歳の息子がお友だちのおもちゃを取られて怒り、
叩いてしまったとき。

「取られて嫌だったんだね。でも叩くとお友だちは痛いし、
悲しくなっちゃうよね。次は『かして』って言ってみよう」
と伝えると、少しずつですが「やめて」が言えるようになりました。

息子のやめて!の言い方は棘のある言い方なので
優しく伝える練習中です。

次は「子どもを伸ばす叱り方の実践ガイド」

叱るという行為は、子どもが成長する
大切な機会です。

ただし、それを親子の信頼を深めるプロセスにするためには、
叱り方に工夫が必要です。

この後は、叱った後のフォローや褒めるタイミング
についてお話しします。

親子で楽しく学べる方法を一緒に探していきましょう!

子どもを伸ばす叱り方の実践ガイド

子どもを叱るという行為は、
成長をサポートするための大切な育児の一環です。

しかし、叱るだけでは十分な効果を得ることは
難しい場合もあります。

叱る際には、褒めることや振り返りを組み合わせることで、
子どもの学びと成長につなげていくことが大切です。

私が実践している叱り方のコツを3つご紹介します。

1. 褒めると叱るのバランスを取る

叱ることばかりに目が向いてしまうと、
子どもは自信をなくし、「どうせ自分なんて…」
と思ってしまうことがあります。

そのため、叱るだけではなく、できたことや
頑張った部分をしっかり褒めてあげることを意識しています。

私が気をつけていること:

  • 小さな成功を見逃さずに褒める
  • 叱るときもポジティブな言葉を意識する
  • 叱った後にフォローを忘れない

なかなか子どもが着替えをしないとき、
つい「早くしなさい!」「おいていくよ!」
と焦った声かけをしてしまいがちですよね。

私もそういう瞬間がよくあります。
でも、そんなマイナスな声かけよりも、

「早く着替えたらおやつにしよう!」
「お着替えが終わったら公園で遊べるね!」

といったポジティブな声かけに変えると、
次に着替えるときのスムーズさが全然違うんです。

子どもにとって
「この行動をすると、こんないいことがあるんだ!」
と感じられると、自然と行動に移しやすくなるようです。

さらに、その後に「わぁ、今日は早く着替えられたね!すごい!」
と褒めてあげると、子どもの自発的な行動をさらに引き出せますよね。

褒めることで、「できた!」という成功体験が
子どもの自己肯定感を育てるきっかけにもなります。

褒めると叱るをバランスよく組み合わせることで、
子どもは「自分はできるんだ」と感じ、
行動を改善する力を自然と身につけていくのだと思います。

2. 後から振り返りをする重要性

叱るとき、その場では感情的になって
しまいがちですよね。

そんなときは、落ち着いてから
振り返りをすることで、
親子で冷静に話し合う時間を作るようにしています。

振り返りのステップ:

  1. 冷静になったタイミングで話す:「さっきのこと、少し落ち着いてから話そうか」と声をかける。
  2. 行動の原因と結果を確認する:「どうしてそうしたの?」と優しく聞くことで、子どもの気持ちを引き出す。
  3. 次にどうするかを一緒に考える:「次はどうしたらいいかな?」と前向きな解決策を探る。

例えば、2歳の息子が夕飯中に食べ物を投げたとき。
その場では

「食べ物は大事にしようね。投げると汚れちゃうし、
ご飯が食べられなくなるよ」

と優しく伝えました。

そして、次の食事の前に

「昨日、投げちゃったけど、今日は投げないで食べてみようね」
と声をかけてみました。

息子は小さくうなずきましたが、
同じように投げてしまいました。

根気強く教えていく必要があると
私の学びにしました。笑

行動が新鮮なうちに注意し、次の行動を
予測して声をかけることで、
子どもも「どうすればいいか」を考える
きっかけをつくれたらいいですよね。

3. 親自身の感情コントロール法

子どもを叱るときに最も難しいのは、
親自身の感情をコントロールすること
かもしれません。

私もつい感情的に叱ってしまい、
「しまった…」と思うことがよくあります。

でも、冷静に叱ることで子どもに
しっかり伝わると実感しています。

感情コントロールのコツ:

  • 深呼吸をして冷静さを保つ:6秒数えてから話し始めるだけで落ち着きます。
  • 一度その場を離れる:感情が高ぶったら「少し待ってね」と距離を取る。
  • 言葉を整理して伝える:簡潔で伝わりやすい言葉を選ぶ。

怒らないように気を付けていても
怒ってしまうことはあります。

怒った自分にがっかりしてしまうし、
子供にも怒ってしまったことを
謝ったり、お菓子で謝罪したり
母も自分と戦う毎日です。

私は怒ってしまう時、1・2・3・、、、
6まで数えて怒りを鎮める努力をします。

みなさんはどうしていますか?
いい方法があったら教えてくださいね😊

まとめ

叱ることは、子どもの成長を促すための
貴重なコミュニケーションの時間です。

ただし、褒めることや振り返り、
冷静な態度を組み合わせることで、
その効果を最大限に引き出せます。

叱るたびに親も子どもも成長できるよう、
少しずつ工夫を重ねていきたいですね。

今日は怒らないで1日を過ごすことを
目標にしたり、息子や娘を怒らないで過ごせる
努力をしています。

次回は、『子供達を怒らないために!』
私がしていることについて発信していきますね!

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